あなたへのコトバ。

「あなた」だけど、わたし。それでも、生きよう。生き合おう。これは「わたし」を生きるプロセス。

「死にたい」と思ったあなたへ-その一歩を踏みとどまる理由を探して欲しい

f:id:wordsforu:20180102221836j:image

あなたは「死にたい」と思ったことがあるのでしょうか。

あなたは「死ぬ」ための行動を想像してみたことがあるのでしょうか。

あなたは、その手でその為のモノを掴んだんのでしょうか。

あなたは、その為にその場所に立ったのでしょうか。

あなたは…

 

でも、これを読んでくれているということは、あなたは生きている。

 

目覚めた瞬間から襲う不安を心に抱え、鉛のように重いカラダを必死に動かし、生きている。こんなにも自分はちっぽけなのかと絶望しながらも、生きている。

それは、なぜですか。生きなければいけないからですか。生きたいからですか。

 

今年は、「死」とはこんなにも身近なものなのかと思い知らされた1年でした。

生と死の境界線など、あってないようなものだと感じました。

こんなにも、あっけないものなのかと、その一歩でその境を越えられるのかと、「生」の危うさに打ちひしがれました。でも、同時に、どんな環境でも生きる命の力強さに気づきました。

 

私の友人で「死」が常に頭の片隅にある人が言いました。

「死にたいと思いながらも、その一歩を踏み出さいない何かが自分のなかにある。言語化できないけれど。」

 

その時、私は、この人は自分の「使命」というものに、出会ったのではないか、と思ったのです。「使命」などと大それたモノではなかったとしても、自分の心が発する何かに触れ、躍動を感じたんだろうと。

「使命」などと、夢をみることができないこの時代で安易に口にできないかもしれません。人を人だと思わず、自然と人、人と人のつながりが薄れ、絶望漂うこの時代に。でも、だからこそ 、こんな時代だからこそ、あなたの魂があなたに語りかける小さな声を聞いて欲しい。

 

あなたが今どんな状況でも、あなたは決して逃げてはいない。

あなたは必死であなたの世界で、あなたと戦っている。

あなたの認識そのものと。

誰がなんと言おうと、あなたは諦めてなんていないのです。

 

探してください。

あんたがその一歩を踏みとどまる訳を。

あなたの心の奥にある欲求を。

あなたの心の叫びを。

 

新しい年が来ました。

新年を迎えたあなた、生きていてくれてありがとう。