大切な人を「守れなかった」と後悔するあなたへ〜救わせてください〜
輪廻転成、カルマ、過去世があるとしたら、
今世、この「わたし」は何度目のチャレンジなのか。
時代を変え、性別を変え、生き方を変えてきた。
それでも、テーマは同じだったかもしれない。
今世の時代を決め、母を決め、父を選び、
きょうだいを友を選んだのかもしれない。
選んだと同時に、願ったのか。
決断に込められた過去世の願いとも言えるんだ。
越えられなかった壁を一緒に越えたくて。
また、出会ったんだ。
今度こそ、と。
また、あなたを感じたくて。
もう一度、チャンスを。
もう一度、あなたとの今を。
だけど、わたしはあなたに届かなかった。
届けられなかった。
「あの人が死んで、やっぱり悲しいなぁって最近よく涙がでるのだ。
助けるなんておこがましいけど、助けられなかったなぁって。」
と、わたしは珍しく、珍しい人に心境を語った。
最近のわたしは、あなたが好きだった曲を聞けば涙がでるし、
あなたが残した生きる証が成長するにつれ、どんどんあなたに似ていく姿を嬉しくも寂しく見守っている。
うんうん。
おこがましくなんてないと思う。
だって助けれたのなら助けたかったのだから。
苦しむのはいつも残された方だから。
助けさせてくれよ
救わせてくれよ
なんでだよって
なんでだよ!って
ふざけんなよ!って
ちゃんとその人を叱ってね
と、友人は返してくれた。
悲しいときには泣こう。
そして、また 出会ったときに助けられるように準備をしよう。
わたしを生きよう。
あなた、今日も生きてくれてありがとう。